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羊とチョコボと降神祭 依頼主 :羊奉行(リムサ・ロミンサ:上甲板層 X11-Y13) 受注条件:レベル15~ 概要 :リムサ・ロミンサの羊奉行は、黒衣森での任務に協力してほしいようだ。 羊奉行 「グリダニアに配下の者を派遣し、 「導眠の術」の力を知らしめるに適した者を、捜索させておる。 貴殿には同志の証として「未形兜」を被り、 「グリダニア」で、我が配下の「白羊与力」から、 任務の指示を受けていただきたい。 「タイニーラム」は、現地で貸しだそう。 「白羊与力」に預けておくからな。 それでは、よろしく頼むぞ!」 未形兜を被りグリダニアの白羊与力と話す (クエスト受注前) 白羊与力 「グリダニアの民が、羊のことをどう捉えているのか、 調査をしているのですが・・・・・・。 この国の人、私がよそ者だからか、 あんまり話を聞いてくれないんです・・・・・・はあ。」 (条件未達成) 白羊与力 「むむむ・・・・・・羊奉行様より伺った外見と合致するが・・・・・・。 あなたが我らの同志であるならば、 「未形兜」を被っていただけますか・・・・・・?」 白羊与力 「その兜・・・・・・あなたが新たな同志ですな! 短き間ではありますが、よろしくお願いします! それでは早速、任務の説明をいたしましょう。 グリダニアを目指していた行商人を見つけたのですが、 連れのチョコボが急に元気を失い、数日前から眠りもせず、 刻々と衰弱していっておるようなのです・・・・・・。 気の毒ではありますが、これは好機です! 行商人は広い人脈を持つもの・・・・・・うまく問題を解決すれば、 この地で「羊隊」の噂が広まり、一気に評判となるはず! ちょうど、人以外を対象とした「導眠の術」の検証も、 進めようとしていたところでしたからね。 ゆっくり眠らせ、元気を取り戻させてやりましょう! そのチョコボがいるのは「ベントブランチ牧場」です。 「タイニーラム」とともに、彼の地へ向かって、 「旅の行商人」に声をかけてみてください!」 (タイニーラムがいない場合) 白羊与力 「おお、同志よ。 「タイニーラム」は、こちらに戻ってきております! お迎えにいらしたのですね?」 (タイニーラムを預かりますか?) (いいえ) 白羊与力 「商人が牧場を離れてしまえば、機会は失われてしまいます・・・・・・! なるべく早く、お迎えに来ていただければと存じます!」 (はい) 白羊与力 「「導眠の術」の力を目の当たりにすれば、 きっとエオルゼアの民も驚くはず! 成功を、お祈りしております!」 白羊与力 「該当するチョコボがいるのは「ベントブランチ牧場」です。 「タイニーラム」とともに、彼の地へ向かって、 「旅の行商人」に声をかけてみてください!」 タイニーラムを連れベントブランチ牧場の旅の行商人と話す 行商人のチョコボ 「クェ・・・・・・クェ・・・・・・。」 (条件未達成) 旅の行商人 「このチョコボ、急に様子がおかしくなって・・・・・・。 さっき変な兜の人から、「タイニーラム」を連れた冒険者に、 相談するよう言われたんだけど・・・・・・そんな人いるのかしら。」 旅の行商人 「さっき変な兜の人が来て、 「我が同志におまかせを!」とか言われたんだけど・・・・・・ もしかして、あなたのことかしら? よかったわ、話を聞いてくれる? ここに着いてから、チョコボの様子がおかしいの。 急に興奮しはじめたかと思ったら、今度は落ち込み始めて・・・・・・。 この数日は食事も取らずに、眠りもせず、弱ってきてるわ。 せめて、少しでも寝てくれれば、 多少は落ち着くのでしょうけど・・・・・・。 ・・・・・・この羊に、そんな力が? 「応援」して眠らせるだなんて、信じられないけど・・・・・・。 うーん、本当にこの子が落ち着くのかしら。 ほら、飼い主の私のことすら目に入ってないぐらい、 不安げにキョロキョロしてるの・・・・・・って、あら?」 タイニーラムは、牧場の外を見つめている・・・・・・。 旅の行商人 「あなたの羊、牧場の外を気にしてたみたい。 連れていってあげたらどうかしら。 この子が落ち着くのに、役立つものでもあればいいけど・・・・・・。」 タイニーラムを連れ指定地点を調べる (条件未達成) 旅の行商人 「あら、羊が見てたのって、その辺りだったっけ・・・・・・? うーん、もう少し右・・・・・・いえ、左・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・もう一度、羊を連れてきたらどうかしら?」 タイニーラムが見ていた辺りに、 チョコボの尾羽根が落ちているのを見つけた。 タイニーラムを連れ旅の行商人にチョコボの尾羽根を渡す (条件未達成) 旅の行商人 「あら、さっきの羊はどこへ行ったの? チョコボが、少しあなたを気にしているみたいなの。 チャンスかもしれないし、連れてきてくれるかしら!」 旅の行商人 「どう、何か見つかったかしら? この子が落ち着くのに、役立つものだったらいいけど・・・・・・。」 (チョコボの尾羽根を渡す) 旅の行商人 「・・・・・・これは、チョコボの羽根ね。 何故あなたの羊は、こんなものを見てたのかしら・・・・・・。 ・・・・・・って、あら!? 私のチョコボも、この羽根を見てるわ! ずいぶん悲しそうだけど・・・・・・少し、落ち着いたみたい! 今なら、その羊の力を試せるんじゃないかしら!?」 タイニーラムを連れ行商人のチョコボに「応援する」をする (条件未達成) 旅の行商人 「今なら、あの羊の力を試せるんじゃない!? この子を「応援」して、眠らせることができるのよね! チャンスかもしれないし、連れてきてくれるかしら!」 (「応援する」以外のエモートをした場合) 旅の行商人 「確か、その羊は、 この子を「応援」して眠らせることができるのよね! さあ、お願い!」 (応援する) 行商人のチョコボ 「・・・・・・ク、クエ? クェ・・・・・・クェ・・・・・・・・・・・・。」 旅の行商人 「よかった、眠ってくれたわ・・・・・・ありがとう。 本当に眠らせることができるだなんて・・・・・・。 いったい、この羽根はなんだったのかしら・・・・・・。 牧場主の「ケーシャ」なら、何か知ってるかもしれないわ。 その羊を連れて、聞いてきてくれないかしら。」 (行商人のチョコボ 「Zzz・・・Zzz・・・クェ・・・」) タイニーラムを連れケーシャと話す (条件未達成) ケーシャ 「すみませんが、お話でしたら、また後で・・・・・・。 子羊が駆けていくのを見かけたので、探してるんです。 チョコボにちょっかいでも出されたら困るので。」 ケーシャ 「・・・・・・まあ、チョコボの羽根が? おそらく、先日、資産家の方に譲ったチョコボのものでしょう。 そのチョコボの幼馴染が、近々牧場へ来る予定でしたから、 到着するまで出発を待ってくださっていたんですが・・・・・・ 急用とかで、結局出会えずに旅立たれたのです。 ・・・・・・「旅の行商人」さんのチョコボが取り乱していたんですか? きっと、幼馴染の匂いが、外へと続いているのに気づいて、 混乱してしまったのね・・・・・・。」 ケーシャ 「「旅の行商人」さんのチョコボが取り乱していたのは、 きっと、幼馴染の匂いが、外へと続いているのに気づいて、 混乱していたのでしょうね・・・・・・。」 タイニーラムを連れ旅の行商人に報告 (条件未達成) 旅の行商人 「チョコボの羽根について、何かわかったのね! あら・・・・・・? それより、さっきの羊がいないわよ? 魔物もいるんだし、探してきてあげて!」 旅の行商人 「・・・・・・なるほど、そのチョコボは知ってるわ。 この子は、このベントブランチ牧場で生まれたから、 ここに寄るのを楽しみにしていたの。 そうか、いなくなったのね・・・・・・。 ・・・・・・うん、こうしちゃいられない、グリダニアへ行くのは止めよ! この子が目を覚ましたら、その資産家を追いかけなきゃ! きっと、今ならまだ追いつけるわ! 商売なら、いつでもできるし・・・・・・。 何より、あんな悲しそうな顔、もうしてほしくないもの。 あなたたちのおかげで、寂しい想いをさせずにすみそうよ。 本当にありがとう! 変な兜のお仲間さんにも、お礼を言っておいてね! ・・・・・・それにしても、その羊の力ってすごいのね。 本当に眠ってくれるなんて! あなたとの息も、ピッタリだったしね!」 タイニーラムは、誇らしげに冒険者を見上げている・・・・・・。 協力して悩めるチョコボを寝かせたことで、 冒険者とタイニーラムは、ちょっぴり仲良くなった! 旅の行商人 「それにしても、あなたの羊の力ってすごいのね。 本当に眠ってくれるなんて! 変な兜のお仲間さんにも、お礼を言っておいてね!」 白羊与力に報告 白羊与力 「おお、冒険者殿、任務を完遂したのですね! お疲れさまでした! ・・・・・・して、評判のほどはいかがでしたか? ・・・・・・おお、人以外にも、ちゃんと「導眠の術」は効いたのですね! それは朗報です。 後ほど、報告書にもまとめておかねば! しかし、行商人がグリダニアへ向かわなかったのは残念です。 この都市で、一気に評判になることを期待したのですが・・・・・・。 まあ、行商人に、羊のすごさ自体は伝わったのですから、 いずれ噂も広まるでしょう・・・・・・計画は進展したはずです! あなたの功績を評し、こちらの飾り兜を進呈いたしましょう! この兜は、各国の「羊商人」から買えるようにしておきます。 もしも・・・・・・もしもの話ですが、 なくしてしまったときは、彼らよりお買い求めください。 引き続き、宣伝任務を行い、 羊奉行様に成果をご報告くださいませ! 今後とも、よしなにお願いします! さて、お貸ししていた「タイニーラム」は、 こちらで預かりますね。 グリダニアでの任務、ご苦労さまでした!」 (タイニーラムを連れていない場合) 白羊与力 「おお、冒険者殿、任務を完遂したのですね! お疲れさまでした! タイニーラムも、ちゃんと戻ってきておりますよ。 ・・・・・・して、評判のほどはいかがでしたか? ・・・・・・おお、人以外にも、ちゃんと「導眠の術」は効いたのですね! それは朗報です。 後ほど、報告書にもまとめておかねば! しかし、行商人がグリダニアへ向かわなかったのは残念です。 この都市で、一気に評判になることを期待したのですが・・・・・・。 まあ、行商人に、羊のすごさ自体は伝わったのですから、 いずれ噂も広まるでしょう・・・・・・計画は進展したはずです! あなたの功績を評し、こちらの飾り兜を進呈いたしましょう! この兜は、各国の「羊商人」から買えるようにしておきます。 もしも・・・・・・もしもの話ですが、 なくしてしまったときは、彼らよりお買い求めください。 引き続き、宣伝任務を行い、 羊奉行様に成果をご報告くださいませ! 今後とも、よしなにお願いします!」 白羊与力 「行商人の方が来ないのならば、 私ひとりで宣伝を行おうと試みたのですが・・・・・・ どうやら、グリダニアには羊を飼う文化がないそうで。 木の根をかじったりして、 精霊様が怒るといけないから、だそうです・・・・・・。 しかし、私は諦めませんよ!」 チョコボの尾羽根:とても長くて立派な尾羽根
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チョコボスタリオン 【ちょこぼすたりおん】 ジャンル 育成シミュレーション 対応機種 プレイステーション 発売元 スクウェア(現スクウェア・エニックス) 開発元 スクウェア/パリティビット/トーセ 発売日 1999年12月22日 定価 単品版 5,040円(税別)コレクション 7,800円(税別) 配信 ゲームアーカイブス 2008年7月23日/600円 判定 なし ポイント チョコボを題材にした『ダービースタリオン』元ゲームに負けず劣らずのやり込みゲーFFシリーズスピンオフとしては人気薄め? ファイナルファンタジーシリーズ チョコボスタリオン 概要 主な登場人物 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 ファイナルファンタジー(FF)シリーズに登場するマスコットキャラクター、「チョコボ」を題材にした牧場経営ゲーム。 競走馬育成ゲーム『ダービースタリオン』(ダビスタ)シリーズの製作者が手掛けた、実質的な姉妹作品である。 細かい部分では『ダビスタ』との差別化が図られているが、基本的には「チョコボを使った『ダービースタリオン』」という解釈で問題ない。 『チョコボの不思議なダンジョン』を始めとした、チョコボ関連作品が大量に発売された1998~2000頃に現れた一本だが、可愛らしいチョコボを育てるのとは裏腹の複雑なゲーム性と高い難易度ゆえに、他のチョコボシリーズ作品と比較して高い知名度を得られていない。 主な登場人物 シロマ 牧場の秘書、兼チョコボの医師。イベントを始め様々な行動の説明を担う。 『チョコボの不思議なダンジョン2』以降『チョコボレーシング』にも出演し、今後のチョコボシリーズの常連キャラとなる。 シド 牧場の技術建設者。牧場内の施設を建ててくれる。 モグ・ゴーワン(ゴーレム)・モリー(ゴブリン)・レッド(ボム) チョコボ調教師。3歳になったチョコボにそれぞれ付いてチョコボの調教を補佐してくれる。ただ慣れても慣れなくてもそんなに必要ない。 ギルミィ(マミー) 融資会社の社員。資金の融資をする為に定期的に牧場を訪れる。 ラミア・ヘイジロウ(トンベリ) レース解説者。パドックを歩くチョコボ達に一言コメントをくれる。大概辛辣。ヘイジロウは名前や見た目からも明らかだが「競馬の神様」と呼ばれた大川慶次郎氏が元ネタ。 サハギン・スケルトン レース実況アナウンサー。 特徴 プレイヤーは牧場主となって、チョコボを育てレースに出場させて賞金を稼いでいく。 この辺の基本的な部分は『ダビスタ』と何ら変わらない。 『ダビスタ』や本来の競馬でも使用されている単語は、チョコボ風に書き直されている物がほとんど。 ○○馬→○○羽(読み方は「~ば」で変わらず。例えば「競走馬」は「競争羽」、「種牡馬」は「種牡羽」になる) 勝馬投票券(「馬券」の正式名称)→的中チョコボ券 種付け→カップリング 受胎→卵生(卵はカップリング後にすぐ産まれ、一ヶ月で卵が孵る) 調教→訓練 負担重量→グラビデ(騎手が存在しない為、重りではなく重力魔法のグラビデで負荷を掛けているという設定になっている) JRA(*1)→CRA(CHOCOBO Racing Associationの略) レースの重賞などの名前も、通常の競馬をFFのキャラクターや用語でもじったものになっている。 例:エリザベス女王杯→シヴァ女王杯 阪神3歳牝馬S→オニオンガールS 騎手が存在しない為、チョコボはそれぞれ自走する。 『FF7』のチョコボレースでは騎手を乗せていたが、何故かこのゲームでは存在しない。世界観の違いか、システム上の都合なのかは不明。 血統育成の際に、繁殖牝羽と種牡羽のそれぞれのチョコボには「青字」と呼ばれる特性を持つ。 この青字の特性が重なる事で、産まれてくるチョコボが青字の能力が高い状態で産まれてきやすい。血統育成の際には、血統用のチョコボとしてこの青字をどれだけ多くするかが重要になってくる。 逆に、「赤字」と呼ばれるマイナス特性も存在する。赤字を父や母に持つチョコボはその能力が低くなりやすく、レースに影響を与える。 育てたチョコボで友達と遊べるエキシビジョン(*2) 育てたチョコボを登録することで、エキシビジョンモードで遊ぶことが出来る。ただし、登録の際に100ギルが必要になるため、資金の少ない序盤は無作為に登録しないほうがいいだろう。 育成の段階でのチョコボのステータスのまま登録することができ、最もよく育っている段階で登録するのが一番よい。その状態での調子の良さなどは反映されないので、試合の直前などで調子を整えている時期を選ぶ必要などは特に無い。 登録したチョコボはメモリーカードから読み込むほか、パスワードも発行されるので、それを入力することでセーブデータを持ち寄らなくてもそのチョコボのデータを使うことが出来る。 評価点 チョコボで遊べる『ダービースタリオン』 当時は『チョコボの不思議なダンジョン』を始めとして、チョコボをFFのマスコットとして押し出す流れが強くなっていた。可愛らしいチョコボを自分で育成して走らせる楽しみはこのゲームならでは。 『FF7』のチョコボレースに比べると自分で操作するところが全く無いため、レースの操作を楽しめるものではないが臨場感は抜群。 チョコボの生まれなども、チョコボの生息地帯がゲーム中で確認されている『FF7』、『FF8』から多くの地名を収録。その地名を懐かしみながら楽しむことができる。 色や体形にバリエーションがあり、好きな見た目のチョコボを育てる楽しみも。 なお、生息地などのフレーバーテキストにはFFシリーズの地名が混ざっている。 『ダビスタ』以上のやりこみ要素。 血統の組み合わせには『ダビスタ』にも存在するインブリードの他、父と母の系統が相性がいい場合に産まれる「ニックス」、三世代前のチョコボ(父父母の時代)に合計6つ以上の出身地が含まれている「シブい配合」、母と父父に同じ青字があると産まれる「父父ニトロ」、血統表内に同じ両親から生まれた競走羽が居ると産まれる「全きょうだいクロス」など血統効果を高められる配合が様々。 強力なチョコボを作ろうとすれば、際限なく強い血統作りが可能。 ただし、本家『ダビスタ』とは違い、父・母が同じチョコボ同士だったり、自身を産んだ母・父とのカップリングは出来ない仕様になっている。 野生の子チョコボの捕獲や、隠し源流(血統)の要素も。 競馬を知っているとなお楽しめるオマージュ要素 初期の種牡羽、GIのレースなどは原典の競馬要素をパロディにしたものが多く含まれている。 特に種牡羽は、元々有名な種牡馬をお菓子の名前を付けてパロディする凝った仕様。気づいたプレイヤーをニヤリとさせる。 更にライバルチョコボにも有名な馬のパロディがされている。レースに登場するライバルチョコボでも相当な実力を持つ「メテオブライアン」の名前に戦慄したプレイヤーも少なくないだろう。(*3) 賛否両論点 難易度が高い チョコボの能力は数字として画面に表示されたりはしない為、自分でどれだけ調教をしたのかと言うのをある程度把握しなければならない。画面上で解るのは調教師が教えてくれるチョコボの調子だけ。 調子の善し悪しがはっきりとレースに現れるゲームであり、最低の調子だとロクにレースに勝つことも出来ない。その辺りの説明も少ないため、攻略情報をある程度用いないと重賞どころか通常の新羽戦などでも入賞は難しい。 『ダビスタ』シリーズ経験者ならある程度理解できる部分は多いものの、未経験ユーザーが多いであろうFFユーザーにとっては厳しいところ。 強い血統を作るまでに時間がかかる この辺りも本家『ダビスタ』では当然の話ではあるのだが、チョコボの育成で大事なのは訓練よりも血統である。 最初に牧場にいる繁殖牝羽と与えられる種牡羽だけでは、どれだけ厳しく訓練してもせいぜいGⅢレースへの勝利が精一杯であり、GIで勝利するのはほぼ不可能に近い。 この為、序盤はまず強い血統を作る所から始まることになる。とはいえ、GIに勝つチョコボを作るのなら初期血統のチョコボを2頭育成し、別の2頭育成したチョコボ同士とスワッピングさせていけばそこまで難しくはない。そこに気づけるかどうかが一番の問題なので、結局はこれも攻略情報をどこまで知れるかである。 攻略情報を知っていても、GIのレースで勝利するには調子を合わせるのがほぼ必須であるため、情報を知っていればレースに勝てるというほど簡単なゲームではない。調子は毎日の訓練の他、ある程度ローテーションにランダム要素が含まれるため、同じ育成をしても十数週単位をかけると調子が大きくズレるのもしばしば。 こうしたランダム要素も加味した上で、攻略情報をしっかりと自分で覚えることがGI勝利の秘訣となるため、初見プレイで攻略情報を仕入れても問題ないぐらいの難易度設定になっている。もちろん、自分で強い血統の育成を見つけていく楽しみもあるため、一概に言えたものではないだろう。 セーブ&ロードの時間が長い 通常プレイしている場合は全く気にならないのだが、やりこみプレイとしてより強い血統を作る為には産み分けとしてセーブ&ロードを何度も繰り返さなければならない事がある。 この際のセーブ&ロードがそれぞれ非常に長い。一回のセーブで最低でも30秒、ロードにも20秒程度かかってしまうため、何度も繰り返すにはストレスが溜まる。加えて、ソフトリセット機能もないためタイトル画面に戻るには基本的にハードのリセットも必要とされ、PSの起動時間も相まってかなりの苦行になりがち。 もちろんGI制覇程度であればそこまで徹底した産み分けをしなくても可能であるため、このようなプレイをしなければ気にならないのだが、『ダビスタ』シリーズ自体がやりこみゲームという側面である以上、やりこみの難しい仕様は当作のプレイヤーには優しくないと言える。 レースの非ランダム性。 レースの直前でセーブした場合などは、何回リセットしても同様のレース結果になる。 これの何が問題かというと、自分の牧場のチョコボを出場させてない観戦試合でも同様のことが行え、それによってどんな試合でも的中率を100%にすることが可能であるという点である。 もちろんセーブ&ロードを何度もすれば試合に勝てる、という運ゲー要素を無くすものであるのも間違いないので一概に否定されるべきではないのだが、これによって序盤の金策を簡単に行えたりするなどゲームバランスを崩壊させる事にもつながってしまう。 とはいえ、このゲームの序盤は非常に金策に苦しむので救済措置としてみることも出来る。 実は チョコボ券を買ったチョコボの性能が下がる 。 問題点 カップリングの際の「実」の効果性 カップリングの際に「実」をチョコボ達に与えることで、ある程度産まれてくるチョコボの牡と牝を分けることができるのだが、その効果を実感しにくい。 「カラブの実」と「ゼイオの実」は、「殆どの確率」での産み分けが可能と言われているが、あくまで確率を上げることしか出来ないので牝を産まれさせようとして牡が生まれることもしばしば。 こうした問題にセーブ&ロード時間の長さが組み合わさり、牡と牝を安定して産ませるだけでもストレスが溜まる。 育成する際に不安定な生まれのランダム性 チョコボには画面上に表示されるHPの他、画面に表示されない脚部疲労というものが存在する。訓練によって基本的に疲労がたまり、疲労が一定値に達すると週の開始時に怪我になったりする。この怪我の発生もランダムであり、同じ調教をして同じ脚部疲労を貯めても怪我をする時としない時がバラつく。 また、チョコボは産まれた段階で脚部疲労の回復速度が決まっており、遅いチョコボは本当に頻繁に怪我をする。しかも、血を濃くしないアウトブリード系統のチョコボでも脚部が極端に弱くなる時があるため、インブリードでの虚弱体質を嫌う育成をしてても避けられない問題になる。 逆にインブリードの血統を作っていても脚部疲労の回復が非常に良いチョコボも産まれる。両親の脚部疲労の回復速度などに全く影響されない、完全にランダムな物なので強い血統で弱い脚部のチョコボが産まれるとロクに育成もできずに引退することも少なくない。(*4) この事が解るのは育成可能になる3歳からなので、産まれた直後ではこの疲労回復に関して調べることができないため狙って脚部の優秀なチョコボを産むのは非常に苦労する。 セーブに必要なブロック数が多い 本作が使用するメモリーカードのブロック数は8。PSメモリーカードの 半分以上を埋める ことになる。 加えて、エキシビジョン(対戦)モードに育てたチョコボを登録するには更に1ブロック消費する。上述したセーブ&ロードの時間にも関わってきているのだろうが、何にせよ当時でメモリーカードをここまで大量に使うゲームは少なく他のゲームなどを遊びにくい。 本作以外にも『シムシティ2000 (SFC/SS/PS)』や『ギレンの野望』など、扱うデータの多いシミュレーションゲームは総じてメモリーカードのブロック数を消費するものだが、そうしたゲームが進行に応じてブロック数を増やしていくのに対して、このゲームはゲーム開始時点で8ブロックを要求してくる(*5)。本作専用のメモリーカードを用意しておくのが推奨される。 一部能力値の無意味さとそれに付随したバグ(仕様?) 能力値の中でも「加速力」の項目は殆ど意味を成さないものになっている。最大値まで上げても最終的なタイムが0.1秒変化するかどうか、というほど。他の能力値は10変われば1秒以上のタイムの変化があるようなものが多いため、加速力を上げる必然性が皆無。 しかし、エキシビジョンに置いてはバグなのか仕様なのか、「加速力」の数値が「持続力」と入れ替わってしまう。持続力はストーリーモードにおけるレースに大きく係る数値でありながらエキシビジョンではほとんど無意味なものになってしまう。逆に加速力はストーリー中のレースでまるで役に立たない数字でありながら、エキシビジョンにおいては必須な数字になっており、エキシビジョンに登録されたチョコボはストーリーと同じ能力を発揮できなくなってしまっている。 他にも、「底力」の項目は競り合いの状況ぐらいでしか役に立たない。競り合う前のスパートの段階で決着がつくことの多いシステムでもあるため、余程能力がかち合ったチョコボ相手でない限りそこまで重要な能力にならないことが多い。 総じて瞬発力・先行力が最も重要視される傾向にあり、強いチョコボを作ろうとするとどうしてもこの能力に傾くように育成する傾向が多く、チョコボそれぞれの個性は出しにくい。生まれ持って得手不得手を持つこともあるが、育成で変わるのは精々長距離が得意か苦手か、ぐらいのもの。 総評 『ダービースタリオン』をより多くの人にプレイしてもらえるよう、チョコボレースなどを参考に作られた意欲作。 ただ、その難易度は原作由来とは言え決して万人受けするものではなく、ゲーム中での説明もあまり詳しくされないなど、ユーザーに対する配慮に欠けている部分が散見される。 同時期に発売された『チョコボの不思議なダンジョン』や『チョコボレーシング』がチュートリアルの充実や分かりやすいシステムで遊び易い配慮されていたこともあり、説明不足からくる取っ付きづらさが惜しい点となってしまった。 とはいえ、チョコボで遊べる『ダービースタリオン』というポイントと、ハマれば『ダビスタ』以上にやりこめる点は育成ゲームとして魅力的な部分であり、システム面の大きな欠点や破綻している個所などもない。 今尚、パスワードを使った対戦がコアなファンによって続けられており、当時のチョコボ作品の中でも未だに支持基盤の強い作品とも言える。 余談 本作は単品版の他、『チョコボレーシング』『ダイスDEチョコボ』とのカップリング作品『チョコボコレクション』としても同時発売された。 『ダイス』がコレクション限定作品だったことや、まだ『レーシング』を持っていなかった場合は3本セットでお得ということもあり、コレクション版で本作を手に取ったユーザーも多かった。 しかしコレクションの他2作が敷居の低い手軽に遊べる万人受けする作品だったこともあり、それに対比して前述したような本作の取っつきづらさやメモリーカードのブロック数の多さの問題が余計に浮かび上がることになってしまったとも言える。 ソフト内容そのものは単品版とコレクション共に差は全く無く、CD盤面のレーベルが異なる程度。 2019年になった現在でも有志によってエキシビジョン大会が開かれる程のコアな人気を持つ作品である。 PSのゲームでありながらパスワードによるデータの出力が可能という特性(*6)を利用し、インターネット環境が整った現在ではプレイヤーを集めることも容易になったということから時代が進むごとに対戦ツールとしての評価が進んでいる作品とも言えるだろう。 産み分けの厳選、配合理論に至るまで解析が進められており、今から始めるのとでは昔とはかなり違い楽に進めることが出来るだろう。 2008年7月23日にゲームアーカイブスで配信。価格は600円(税別) FF関連作品のゲームアーカイブスが軒並み1000円を超えている状況で、一般的な600円で販売されているのは非常に珍しい。メモリーカードの問題もアーカイブスで大きく解消されたため、非常に遊びやすくなっている。今からプレイするのならば断然アーカイブスの方だろう。 PS2やアーカイブスに搭載されている高速読み込みモードを使用することで、上述のセーブ&ロードの時間も多少短縮される。 ただ、それでもかなり長い方なので、産み分けのストレスが改善されるほどではないのが残念だが。
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チョコボの見た夢 依頼主 :エルーイン(黒衣森:北部森林 X20-Y24) 受注条件:レベル28~ エルーイン 「はて、どうしたことでしょう・・・・・・。 ご宿泊予定の女性のお客様が、まだいらっしゃらないのです。 この辺りでは以前、女性の変死事件がありました。 ・・・・・・まさかとは思うのですが、お客様が心配です。 辺りの様子を見に行っていただけないでしょうか?」 冒険者風の女性と話す 冒険者風の女性 「ありがとう、助かったわ・・・・・・。 魔物が近づいてきたのに気づかないなんて・・・・・・。 いい景色だったから眺めていたんだけど、 この子・・・・・・チョコボが寝ちゃったのよ。 長旅で疲れたのかしら。 この子が起きたら、浮かぶコルク亭に向かうわ。 申し訳ないんだけど、そう伝えてもらえるかしら。 大丈夫、今度は背後にも十分気をつけるわ!」 冒険者風の女性 「この子が起きたら、浮かぶコルク亭に向かうわ。 申し訳ないんだけど、そう伝えてもらえるかしら。 ・・・・・・そろそろ起きないかしらね。」 エルーインに報告 エルーイン 「ありがとうございます、お客様が無事でよかった。 以前の事件とは無関係のようですね。 さて、お客様がいついらしても良いように、 お部屋を準備して待つことにいたしましょう。」
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チョコボ - 名無しさん 2012-01-02 19 39 32 怖くて育てられない。 - 名無しさん 2012-01-03 23 47 37 初期ステHP3257、物攻267、魔攻193出ました。最大値更新お願いします。 - 名無しさん 2012-01-09 13 35 36 初期ステHP3322、物攻267、魔攻194出ました。 - 名無しさん 2012-01-10 00 41 41 HP3337出ました - 名無しさん 2012-01-16 22 02 42 HP3350でました、でも物攻261、魔攻191 (´・ω・`) - 名無しさん 2012-01-22 06 17 15 HP3328出ました - 名無しさん 2012-02-03 22 29 22 HP3354 物攻266、魔攻192 出ました。 - まさかず 2012-02-05 05 25 42 全ステータス確認しましたが、万能を振るタイミングはありませんでした - 名無しさん 2012-02-06 01 31 39 見つからないのはなぜなんでしょう? - 名無しさん 2012-02-06 21 13 13 ゴールデンチョコボいるんだよって嘘ついてたらフラグ回収中に発見してわろた - 名無しさん 2012-02-09 00 17 48 初期ステ更新HP3354 - 名無しさん 2012-02-10 13 32 50 HP3056の低個体出ましたので更新お願いします - 名無しさん 2012-02-15 21 45 51 HP3046出ました。ハァ - 名無しさん 2012-03-10 21 32 27 HP3358出ました - あおきゅん 2012-03-12 06 58 32 HP3041でた - 名無しさん 2012-05-27 22 51 43
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赤チョコボの初期ステ魔攻の最小67とHPの最大663確認しました - 名無しさん 2012-02-12 15 36 32
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(1/23) 気がつくと、『彼』はチョコボに生まれ変わっていたです。 チョコボというのは、ヴァナディールという世界の中で、 乗用として広く用いられている大型の鳥のこと。 鳥と言っても、空を飛ぶことは出来ないのですが、 ダチョウのように素晴らしい早さで走る頑丈な二本の足を持ち、 人になついて、よく言うことを聞くために、 我々で言う馬と同様に、人が乗るために飼育され調教されているのです。 ここに、一匹のチョコボがサンドリア王国の飼育所で生まれました。 『彼』は……そのチョコボは中でも極めて小さな体の品種だったのですが、 一緒に生まれた兄弟達の中でも、ひときわ小さな体つきをしていました。 その飼育所では、人が乗るためのチョコボが飼育されているのですが、 あまりに体が小さいので使い物にならないのでは、と危ぶまれていたのです。 ヴァナディールに住む人たちには様々な種族がありました。 サンドリア王国に住む長身のエルヴァーン族、 バストゥーク共和国に住む、恐ろしく大きな体をした大男ばかりのガルカ族と、 (2/23) ヒュムという我々に良く似た種族。 そしてウィンダス連邦国には、ヒュムよりも幾らか小さいだけのミスラ族に、 大人でも我々の子供より小さなタルタル族。 いろんな違いがあるのですが、一番の特徴は体の大きさの違いです。 人々がチョコボに乗るには、それぞれの体に応じた大きさのチョコボが必要だったのです。 小さすぎるチョコボに乗るとすぐに乗り潰してしまったり、 大きすぎるチョコボではもてあましてしまうからです。 『彼』とその兄弟達は、一番小さなタルタル族が乗るための品種として育てられました。 しかし、あまりに小さな体の『彼』では、タルタル族でも乗せて走るのは無理かも知れません。 そんな『彼』を見て、飼育係は言いました。 「どうして、こんな子がうまれてしまったのだろう。母鳥にはちゃんと普通のエサをやったのに。」 「いや、何年かごとにこんな奴が生まれてくるんだ。しかたないさ。」 「でも、この子をどうするんだ。これでは乗り物として使えやしない。」 「羽根を引っこ抜けば、弓矢の矢羽根ぐらいには使えるさ。」 「バカを言うな。体が小さいから羽根だって小さくて使えない。」 (3/23) 「心配要らんよ。物好きな金持ちがペットにするといって買ってくれるから。」 そんなことを言って、飼育係は笑いあいました。 そして何年か経ち、『彼』と兄弟達は成長して人が乗るための調教を受けることになりました。 しかし体の小さな『彼』は、いくら成長しても兄弟達に比べて小さいままでした。 そんな訳でタルタル族専門のチョコボ調教師を呼び寄せて、どうするか考えることになったのです。 その調教師とは、ウィンダス連邦国からやってきたタルタル族の一人でした。 タルタル族専用のチョコボはタルタル族に、という訳です。 「ふう、はあ、ごめんよぉ。遅くなっちゃった。」 そんなふうに、忙しそうに小さな小さな体のタルタル調教師がやってきました。 忙しいのは無理もありません。タルタル族の調教師は数がとても少ないのです。 チョコボの産地にほど近いサンドリア王国のエルヴァーン族ならば チョコボの扱いに慣れているので調教師は沢山いるのですが、 遠く離れたウィンダス連邦国のタルタル族はチョコボの飼育に慣れていないのです。 タルタル族の調教師が少ないのは無理のない話で、 人手が少ないだけに『彼』が忙しいのも無理はありません。 (4/23) 「ああ、この子じゃダメだよ。体に合う鞍(くら)だって有るかどうかも判らない。」 タルタル調教師は『彼』を一目見ただけでそう言いました。 その様に簡単に話が決まってしまい、『彼』を寝床に連れて行こうと引っ張っていた時のこと。 後ろから声がしました。 「ずいぶんじゃないか。体が小さいからといって、その子を除け者にするつもりかい?」 そう言ったのは、サンドリア王国の一人の騎士でした。 しかし長身のエルヴァーン族にしては、ずいぶんと小さな体つきをしていました。 それでも、ヒュム族やミスラ族ぐらいの大きさではあったのですが。 飼育係達は、相手が騎士と見て丁寧に挨拶しました。 「おお、これは騎士殿。このような所にお越しくださるなんて。装備がよごれてしまいますよ。」 「かまやしないさ。どうせ、あちこち走り回っていつでも泥だらけなんだから。 それに我々騎士にとってチョコボは大事だからね。 大切な戦友となるかも知れないのだし、チョコボの成長ぶりを見ておきたいと思ってね。」 笑ってそう言いながら、『彼』の頭をなでながら言いました。 「一度で良い。この子にもチャンスをやってくれよ。 我々と共に働くチョコボとして生まれたのに、小さいからと言って除け者にされては可哀想だ。」 王国の騎士にそのように言われてはたまりませんが、しかし調教師としての責任もあります。 (5/23) タルタル調教師は、しぶしぶ言いました。 「判りました。でも、試してダメならお払い箱です。あなたが騎士なら我々も調教師、 立派に働けるチョコボを送り出す責任というものがあるのですから。」 騎士は笑って答えました。 「もっともだ。ではしっかり頼むよ。」 そして再び『彼』の頭をなでて言いました。 「頑張れよ。他の人より何かが劣っていたとしても、役に立てることが必ずあるはずだから。」 そうして騎士は去っていきました。 その騎士もまた、体つきが小さいために騎士になるのは無理だと言われていましたが、 王国を守る役目に就きたいという一心で、大変な努力をしたのです。 そして剣を振るって戦うことは他の人より劣っていたのですが、 その他の仕事を誰よりも励み、その努力が認められて遂に伝令や諜報専門の騎士として、 遂に騎士隊の一員として認められたのです。 だからこそ、体が小さなチョコボの『彼』を放っておけなかったのでした。 さっそく、新米チョコボ達の調教が始まりました。鞍を背中に付けて人を乗せることから始まります。 『彼』の兄弟達は、調教師達の手によって次々と鞍を取り付けられていきました。 (6/23) しかし、体の小さすぎる『彼』には、ぴったりと合う鞍がありません。 今から『彼』に合う鞍をあつらえるのは大変なので、できるだけ小さな鞍を無理矢理に縛り付け、 やっとの思いで人が乗れるようになりました。 そしてタルタル調教師が試し乗りをしてみます。 人を乗せることは『彼』らにとって初めてのことなので、 初めての重みにあたふたとするものや、嫌がって振り落とそうとするものも居たのですが、 そこは調教師が見事な腕前を見せて、次々と乗りこなしていきました。 そして、いよいよ『彼』の番になりました。 案外と素直に調教師を背中に乗せたのですが、走り出そうとすると何だかふらふらとしています。 自分の頭をなでてくれた騎士のためでしょうか、 必死に頑張って走ろうとするのですが、やっぱり普通に走れずに最後には倒れてしまいました。 「やっぱりダメだな。最初からこれでは人を乗せて走り回るなんてできっこない。 これ以上、調教を続けるのは可哀想というものだ。」 そう言って、鞍を外されて本当にお払い箱となってしまうことになったのです。 『彼』にはそのことが判ったのでしょうか。なんだか悲しそうな目つきをしていました。 (7/23) 次に、新米チョコボを外で走らせることになりました。 『彼』の兄弟達を数珠つなぎにして、ベテランのチョコボがその先頭に立ち、 それにタルタル調教師が乗り込みます。 誰も乗せない状態ですが、外の世界を走ることに少しでも慣れさせよう、という訳です。 そうして、タルタル調教師は『彼』を除くチョコボ達を連れて出発しようとしたとき、 ふと思い返して、『彼』を連れ戻して列の最後につなぎました。 本当のところ、『彼』をこれ以上調教しても意味が無いのですが、 このまま外の世界を知らずにいるのは、あまりにも気の毒だと思ったのです。 お払い箱にしようと言い出した調教師だったのですが、チョコボに対する深い愛情を持っているのです。 でなければ、調教師として勤まるはずは無いのですから。 そうして、調教師は新米チョコボ達を連れてジュノ公国へと目指すことになりました。 ジュノ公国とは、先に紹介したサンドリア、バス、ウィンダスの中心にある小さな国で、 多くの旅人が訪れる所でした。 新米チョコボにとってはいきなりの遠乗りですが、これから先に一番多く訪れる場所となるのです。 だからこそ、真っ先にその道を慣れさせる必要があるのです。 (8/23) さっそく調教師はサンドリア王国の城門から外に出て、ロンフォールの深い森を走り抜けていきました。 調教師はチョコボを右に左に巧みに操り、あっというまに森を出て、 広い広いラテーヌ高原へと向かいます。 そしてジャグナー森林に向かうまでの長い道のりの中で、 なんと調教師はこっくりこっくりの船を漕ぎだしてしまいました。 無理もありません。忙しい仕事の繰り返しで、調教師は疲れ切っていたのです。 調教師から何も指示が来なくなったので、チョコボ達は走るのを止めてしまいました。 このままでは立ち往生です。新米チョコボ達はどうしてよいか判らないし、 先頭のベテランのチョコボも指示が無ければ走ることは出来ません。 その時です。 列の最後にいた小さな『彼』が様子がおかしいと思ったのか、 先頭の調教師の様子が見えるところまでやってきて、 そして調教師が居眠りしているのが判ったのか、 一鳴き、二鳴きして、それでも調教師が起きないと見るや、 ぐいっと列を引っ張って走り出しました。 (9/23) つながれている兄弟達はあたふたと慌てましたが、 訳も判らず引っ張られるままについて行く他はありません。 調教師が乗っているチョコボは例えベテランとは言っても、 黙って乗り手の言うことを聞くしか知らないチョコボだったので、 結局うながされるままについて行ってしまいました。 しかし、『彼』は何処に行こうとしているのでしょう。 やってきたサンドリア王国の城門に帰るつもりでしょうか? いえ、まったく方向は逆でした。 そのまま向かっていた方角に向かってどんどん走り出し、 暗く深いジャグナー森林へと、迷わずに駆け込んでいきました。 うっそうと生い茂る木々の中、猛獣達がうろつく森を恐れげもなくどんどん走り抜け、 とうとう森を抜けたかと思えば、お次は小高い丘が波打つバタリア丘陵。 始めて来る者には方角すら判るはずもないのに、まっしぐらに迷うことなく突き進みました。 そしてとうとう、ジュノ公国の大門へと辿り着いてしまったのです。 (10/23) ジュノ公国にあるチョコボ厩舎で、扉を叩く音がするので飼育員が表に出てみると、 そこに辿り着いたチョコボ達を見て、飼育員はびっくりしてしまいました。 なぜなら、そこに待っていた数珠つなぎになったチョコボ達はいいとして、 当の乗り手であるタルタル調教師はぐっすり眠ったままだったのですから。 そのタルタル調教師がこっぴどく叱られた話は良いとして、 指示もされずにジュノへと辿り着いたチョコボ達のことに驚かされました。 最初はベテランのチョコボがジュノまで来たのだと言われていましたが、 人を乗せている状態で勝手に目的地に辿り着くことはありえないし、 なにより先頭に立って扉を叩いたのは、体の小さな『彼』だったのです。 そうして、いろいろと調べられることになったのですが、 やがて『彼』は指示を受ければ乗り手に操られなくても、 いろいろな所へと言われた通りの場所に辿り着くことが出来ることが判ったのです。 人の言葉が理解できるだけでも大変なことですが、 行ったことがあるはずもないジュノ公国まで辿り着き、 チョコボ厩舎の場所までも知っていたことに人々は大変おどろかされました。 (11/23) 「不思議だな。王国の外に出ることなど、あの時が初めてだったはずなのに。」 「もしかしたら、生まれるときに母親の知識を受け継いだのかな。」 人々はいろんなことを考え、議論しましたが、 しかし、『彼』が生まれ変わりだと言うことは誰も思いつきませんでした。 そうして、『彼』はいろいろと試されることになりました。 一言、「あそこへ行け」と言えば、ちゃんと辿り着くのは判っていましたが、 「ここへ行って、次はそこ」という複雑なこともちゃんと理解できました。 そしてタルタル族よりも軽い荷物であるならば、 背負って送り届けることが出来ました。 「いいことを思いついたぞ。こいつに手紙や荷物を載せて宅配便をやらせよう。」 「でも、信用しても大丈夫かな。」 「なに、弁当を届けたり、重要ではない手紙を送る分には大丈夫さ。」 そんな風に調教師や飼育係は話し合い、 『彼』には宅配便としての仕事をさせることになりました。 そのことが『彼』にも伝わったのでしょうか。 とても嬉しそうに、そして張り切っているように見えました。 (12/23) そうして『彼』の仕事が始まりました。 最初のうちは飼育係が一緒に走って、ちゃんと仕事が勤まるかどうかを監督していましたが、 実は『彼』はどんなチョコボよりも早く走ることが出来たのです。 そして飼育係はどんどん引き離されていくのですが、 『彼』は時々立ち止まり、飼育係が追いつくのを待ってから先へと進みました。 これでは、どちらが監督をしているのか判りません。 いよいよ本格的に仕事が始まれば、もう『彼』の足を引っ張るものも居ないわけで、 ますます素晴らしい早さで荷物を送り届けることが出来ました。 お昼ご飯として朝のうちに作ったお弁当は、昼にならないうちに届けられ、 煮えたばかりのスープは暖かいまま、焼きたてのパンは熱々のままでした。 お弁当の他にも手紙や小さな贈り物なども『彼』は運びました。 なにより小さな『彼』の姿が愛らしいので、 『彼』からお誕生日のプレゼントを受け取った子供達は大変よろこびました。 そうして『彼』はサンドリア王国で大変な人気者となり、 宅配便の予約は来月までいっぱいになってしまうほどでした。 (13/23) 「すごいじゃないか、おチビさん!」 この前の体の小さい騎士がやって来てそういいました。おチビさんとは『彼』のことです。 「おチビさんの評判を聞いてやってきたんだ。こりゃあ俺の仕事まで取られちゃうかな。」 そんなことを言って笑いました。 そうして、ちゃんと『彼』に合う仕事を見つけた調教師達を褒め讃えました。 その騎士が「仕事を取られる」とは言ったものの、もちろんそれは冗談で言ったのです。 実は、普通の人間にでも簡単には任せられない重要で危険な仕事をしていたのです。 主に良く似た伝令などの仕事ではあったのですが、 ジャグナー森林の奥地にあるサンドリア王国の宿敵、オークという怪物共の陣地に入り込み、 様子をうかがっては報告するという、命がいくらあっても足りないような仕事をしていたのです。 そのオークというのは一匹ずつの体つきが大きく、 手に手に武器を持ち、軍隊のようなものを組織していて簡単には攻め滅ぼすことが出来ません。 そして虎視眈々とサンドリア王国を滅ぼそうと狙っているのです。 だからこそ、もしオーク共に怪しげな動きがあれば、 国元に報告をして対策を取らなければなりません。 (14/23) そして、ついにその時がやってきました。 「騎士隊は広場は集まれェーッ!!」 「隊列を組め!全員、装備を確認せよッ!」 「戦(いくさ)だ!戦が始まるのだぞ!もたもたするな!」 そんなふうに号令やら叫び声やらを上げながら、 大勢の騎士たちがサンドリア王国の大広場に集まりごったがえしました。 オーク共が兵隊を集めてサンドリア王国に攻めかかろうとしているので、 こちらからも打って出て、迎え撃たなければならなくなったのです。 サンドリアのチョコボ厩舎も大変な騒ぎでごったがえしました。 騎士達と同様に、彼らが乗るためのチョコボ達もまた出動しなければならないのです。 エルヴァーン族用、そして同じく体の大きなガルカ族用のチョコボまで繰り出され、 後には体が小さな種族のためのチョコボしか残っていませんでした。 『彼』も同様でした。 こんな大変な戦では、『彼』の仕事などあるはずもありません。 (15/23) そんな時、またしても例の体の小さな騎士が現れました。 「すまない!ヒュム用か、ミスラ用でも構わないから用意してくれないか! 俺にはお仕着せのチョコボでは体が大きいだけで役に立たない。 一番、軽やかで足が速い奴が欲しいのだ!」 「おお、騎士殿!それなら良い奴がいますよ。さっそく連れてきましょう。」 そういってあたふたと飼育係が用意を始めました。 もちろん、『彼』のことではありません。 本当のところ、こんな時こそ『彼』が騎士を乗せることが出来るなら、と思うのですが。 飼育係がチョコボを用意している暇に、 騎士は『彼』がこちらの様子を見ていることに気がついたので、近づいて頭をなでながら言いました。 「心配するな。俺たちの手でサンドリア王国を守り通してみせるからな。」 そして用意されたチョコボに飛び乗り、 「似たような奴をあと二、三匹ほど確保してくれ。 ずっと走りっぱなしになるだろうから、 どんどん乗り換えなければチョコボをつぶしてしまう。」 そう言いながら、そのまま走り去ってしまいました。 (16/23) 騎士隊が出動した後も街はまだまだ騒がしく、人々の忙しさは大変なものとなりました。 増援の騎士隊を組織したり、食料や予備の弓矢なども後から後から送り出さなければなりません。 そんな騒ぎの中、 タルタル調教師の世話を受けながら、『彼』とその兄弟達はおとなしくしていました。 『彼』はあくまでも平和なときの宅急便である訳だし、 兄弟達も又、たまに訪れるタルタル族の旅人のためでしかありません。 こんな大変な戦の時では、できる仕事はありませんでした。 が、ある時です。 突然、『彼』は柵を跳び越えてチョコボ厩舎を飛び出していきました。 「こらまて!いったい何処へ行こうというのだ!」 飼育係は『彼』を止めようとしたのですが、 いつもは素直に言うことを聞いていたのに、このときばかりは誰が止めようとしても駄目でした。 そして城門が開いている隙をくぐり抜け、ロンフォールの森をすさまじい早さで駆けていきました。 そして『彼』はラテーヌ高原を駆け抜け、 ジュノ公国へと向かう道のりと同じように、ジャグナー森林を目指して走り出したのです。 (17/23) しかし、今度はジュノ公国を目指している訳ではありませんでした。 道なりに走っていたかと思うと、突然に道を外れてある方角へと向かいました。 そして向かった先は、サンドリア王国の戦の相手であるはずの、 「ダボイ」という恐ろしいオーク共の陣地だったのです。 それまでの道のりは、すでに恐ろしい戦場と化していました。 大勢の騎士達が雄叫びを上げながら突き進み、恐ろしい形相のオーク達と戦っています。 いくつものオークや騎士達の死体が地面に転がり、森林の木々さえもが赤い返り血に染まっていました。 そんな地獄のような森の中を小さな『彼』は駆け抜けていきました。 そして、いよいよオークの陣地「ダボイ」の近くまで来たところで、 ついに『彼』は見つけました。 あの小さな騎士が体に何本もの矢を受けて、うつぶせに倒れているのを。 「う……あ……あ……」 騎士は、そんな言葉にならぬうめき声を上げました。 まだ死んではいません。しかし、彼の命が尽きるのは時間の問題でしょう。 そして、かろうじて動く顔を持ち上げ、『彼』が側にいることに気がついたのです。 (18/23) 「う……こ……これ……これを……」 そして、最後の力を振り絞り、手首にはめた腕輪を引き抜き、ふるえる手で『彼』に渡そうとしました。 それは彼の血のように赤く染められた腕輪でした。 「こ……これを……あ……ああ…………」 もう何も言うことが出来ませんでした。騎士に出来ることはそれが精一杯でした。 その腕輪をどうすればいいのかを言うことも出来ず、とうとう騎士は力尽きてしまいました。 ですが、『彼』は気がつきました。 自分が何をしなければならないのか、ということを。 『彼』は彼の手からくちばしで腕輪をくわえ、すぐさま走り出しました。 騎士の死を弔ったり嘆いたりすることなく、ものすごい勢いで走り出しました。 国元へと、その腕輪を持って帰るつもりでしょうか。 いえ、あの時と同じくジュノ公国の方角を目指して、全く逆の方角を目指したのです。 この前と同じ道順を辿って走り抜け、またしてもジュノ公国の扉を叩くのかと思えば、 今度はそれをしようとせず、さらにジュノ公国の横を通り抜け、 遙か彼方を目指して走り続けていきました。 (19/23) 次には、本当に始めてきたはずの荒れ果てたソムログ原野を突き進み、 荒涼たるメリファト山地を一気に駆け抜け、 タロンギ大峡谷の谷間をすさまじい勢いで走り続けました。 その走る速度はこれまでにないほど速く、 熟練の旅人でしか知らない近道を迷うことなく選び出し、 誰にもなしえなかったような短い時間で、 ついにウィンダス連邦国が君臨する、 緑なすサルタバルタの草原へと到着したのです。 ウィンダス連邦国の大門へと辿り着き、 そこに居る番兵めがけて、ずっとくわえてきたくちばしの腕輪を乱暴に投げつけ、 なんと『彼』は大声で叫びました。鳴いたのではありません。人間の言葉で叫んだのです。 「緊急!緊急!我がサンドリア王国の宿敵、ダボイのオーク共が、 恐ろしい魔術を用いて、地獄の冥界から恐ろしく巨大な化け物を引きずり出してきた! もはや、我が騎士隊の剣は通用せず、サンドリア王国は存亡の危機にある! 至急、貴国のお力をお貸しいただきたい!こうしている間にも王国の騎士達は倒れているのだ!」 (20/23) そして……『彼』はその場で、ばったりと倒れてしまいました。 あわてて番兵が調べてみると、もはや彼は絶命していたのです。 サンドリア王国を出てから、遙か彼方のウィンダス連邦国までの長い長い道のりを、 ほとんど休みも取らずに駆け抜けたのだから無理もなかったかも知れません。 『彼』は騎士の腕輪を届けるために、全ての力を尽くしてしまったのです。 ウィンダス連邦国の番兵達は、その成り行きにぼうぜんとしました。 そして、チョコボが言葉を話すという不思議な出来事に驚き、 チョコボが喋ることなど真に受けて良いものかと悩みました。 ですが、それも一瞬でした。 なぜなら、彼が持ってきた腕輪は本物だからです。 それこそヴァナディールの各国で通用する、緊急時のための伝令を示す本物の腕輪だからです。 すぐさまウィンダスの最高機関である元老院にまで報告され、 緊急事態と見て面倒な会議を行うこともせずに、 すぐさまサンドリア王国を救うため出動命令が下りました。 しかし、なぜ本国のサンドリアではなくウィンダスまでやってきたのでしょうか。 (21/23) その答えは簡単でした。 実は、タルタル族の小さな小さな体には優れた魔法の力が秘めており、 ダボイのオーク共が呼び出した怪物を沈めるには、 ウィンダス連邦国に頼る以外には考えられなかったのです。 そして魔法の力を持って、ウィンダスが誇る魔法使い達は次々とジャグナー森林、 そしてダボイを目指して飛び立ちました。 その頃、ダボイ、そしてジャグナー森林では、 呼び出された恐ろしく巨大な化け物が、オークに操られるままに木々を踏み荒らし、 サンドリア王国目指して歩いているところでした。 もはや騎士達のほとんどが倒され、あるものは恐ろしくなって逃げ出しました。 サンドリア王国は、ほとんどの騎士が出動してしまっていたため、 その怪物が辿り着けば、王国の命運はそれで尽きたことでしょう。 しかし、タルタル族の魔法使い達が次々と到着して怪物を取り囲みました。 そして彼らは協力して魔法の呪文を唱え、怪物が動けないように魔法の力で縛り付け、 さらに恐るべき魔法の秘術をもって怪物を倒しました。 はるか天空から怪物に負けない巨大な岩を投げおろし、怪物を下敷きにしてしまったのです。 (22/23) こうして、この戦の幕は閉じられました。 まだまだ沢山のオークが生き残っていたのですが、 せっかく呼び出した怪物を倒されてしまったし、 それまでにサンドリアの騎士達にかなりの痛手を受けていたのです。 さらにウィンダス以外の国からも後から後から救援が駆けつけ、 もはやオーク共は手も足も出ない状態となりました。 その後のこと。 サンドリア王国のでは、この戦いで犠牲となった騎士達の弔いが行われました。 犠牲となった騎士達はとても大勢だったのですが、一人残らず名前が読み上げられ、 人々はその犠牲に感謝し、そして涙しました。 そして最後に、あの体の小さな伝令である騎士と、 そしてチョコボの『彼』の功績が讃えられました。 ウィンダス連邦国の救援があったからこそ王国が守られたの訳なのですが、 怪物の存在を探り出した騎士と、その伝令の役目を果たしたチョコボの『彼』が居なければ、 既に王国は滅んでいたかも知れません。 (23/23) そして、人々は語り合いました。 チョコボが人の言葉を話して、伝令の役目を果たした不思議な出来事について。 ある者はチョコボの必死の思いが言葉となって現れたのだ、と。 また、ある者は騎士の魂だけがチョコボにのって、ウィンダスまで辿り着いたのだ、と。 そして、ある者は騎士が使命を果たすため、チョコボに生まれ変わったのだ、と。 しかし、それは一番考えにくいことです。 過去に向かって生まれ変わる、などということは理屈からして間違っています。 騎士と『彼』は似ていることが多いので、そう考えるのも無理はありません。 ともかく、騎士と『彼』は同じ墓に弔われ、 『彼』らの功績を語り継ぎ、 『彼』らが小さな体で元気に働く姿を思い出しては、 人々は涙した、ということです。 (完)
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4-036C 黒チョコボ Chapter 4 フォワード 風 コスト:1 チョコボ パワー:2000 黒チョコボがパーティを組んでいる場合、そのパーティはブロックされない。 パワーが低くく、ちょっとした焼きに除去されてしまうもののパーティさえ組んでいれば問答無用でブロックされない凶悪なアタッカー。 1コストという軽さから出しやすく最悪除去されても被害も小さめでありながらエンドカードに成りうると4弾環境におけるパワーカードの一枚。 単独でも強力なカードなのだが、4-033U イザナによる強力なサーチによって確実に場に出てくる点も強み。 その出しやすさ、止めにくさから何らかの形でこのカードを止める手段は構築時点で必須と言えるだろう。 対処方法としては単純に焼く、除去するといったものの他に能力がフィールドアビリティであるという性質上4-084C 踊り子でテキストを消すのも有効である。 カード別Q A 関連リンク
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【TOP】【←prev】【PlayStation】【next→】 チョコボの不思議なダンジョン タイトル チョコボの不思議なダンジョン 機種 プレイステーション 型番 SLPS-01234~5 ジャンル RPG 発売元 スクウェア 発売日 1997-12-23 価格 6800円(税別) 【TOP】【←prev】【WonderSwan】【next→】 チョコボの不思議なダンジョン for ワンダースワン タイトル チョコボの不思議なダンジョン for ワンダースワン 機種 ワンダースワン 型番 SWJ-BAN002 ジャンル RPG 発売元 バンダイ 発売日 1999-3-4 価格 3800円(税別) タイトル チョコボの不思議なダンジョン for ワンダースワン VALUE PACKAGE 機種 ワンダースワン 型番 SWJ-77A00A ジャンル RPG 発売元 バンダイ 発売日 1999-3-4 価格 6800円(税別) チョコボ 関連 Console Game PS チョコボの不思議なダンジョン チョコボの不思議なダンジョン 2 チョコボレーシング 幻界へのロード チョコボスタリオン CHOCOBO COLLECTION Wii チョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮 Handheld Game WS はたらくチョコボ チョコボの不思議なダンジョン for ワンダースワン GBA チョコボランド 駿河屋で購入 プレイステーション ワンダースワン
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馬とチョコボとイイ降神祭 依頼主 :馬奉行(グリダニア:旧市街 X10-Y9) 受注条件:レベル15~ 概要 :グリダニアの馬奉行は、宣伝の成果を確認したいようだ。 馬奉行 「そなたには、グリダニア、リムサ・ロミンサ、ウルダハで、 配下たちの宣伝活動を手伝ってもらいたい。 宣伝が成功したあかつきには、 その証として色違いの飾り兜を渡されるであろう。 それらを集め、被って余に披露してくれ。 宣伝活動に協力する順番はそなたの自由だが、 兜は順を追って確認させてもらうぞ。 まずは「金箔押午形兜」だ。 そこにいる「金馬与力」の宣伝活動を成功させれば、 報酬として贈呈されるであろうよ。」 馬奉行 「我々は祖国「ひんがしの国」より、 降神祭を祝しての記念品を持って参った。 今後とも、エオルゼア諸国とは良い関係でありたいものだ。」 (午形兜を持っていない場合) 馬奉行 「・・・・・・うむ? もしやそなた、余が贈呈した「午形兜」をなくしたな? 友好の品をなくすとは、恐れを知らぬ女よ・・・・・・。 よい、予備をやろう。 今度はなくすでないぞ!」 「金箔押午形兜」を被り馬奉行と話す (条件未達成) 馬奉行 「「金箔押午形兜」を被って見せてくれ。 そこにいる「金馬与力」の宣伝活動を成功させれば、 報酬として贈呈されるであろうよ。」 馬奉行 「ほう、「金箔押午形兜」を被っておるな! グリダニアで馬の「美しさ」を広めたか! よいぞ、実に喜ばしい。 馬の流れるような毛並みや、一切の無駄がない四肢は、 エオルゼア中を魅了することであろう! その調子で、他国での宣伝も頼むぞ。 次はリムサ・ロミンサで宣伝を成功させ、 その証「朱漆塗午形兜」を被って披露してくれ。」 「朱漆塗午形兜」を被り馬奉行と話す (条件未達成) 馬奉行 「「朱漆塗午形兜」を被って見せてくれ。 リムサ・ロミンサで「赤馬与力」の宣伝活動を成功させれば、 報酬として贈呈されるであろうよ。」 馬奉行 「ほう、「朱漆塗午形兜」を被っておるな! リムサ・ロミンサで馬の「力強さ」を広めたか! この宣伝は骨が折れたことであろう。 馬は人を乗せるだけでなく、人に添うて働く・・・・・・ そなたがそれを証明したのだ、需要も増すであろうよ。 その調子で、ウルダハでの宣伝も頼むぞ。 宣伝成功の証、「黒漆塗午形兜」を被って披露してくれ。」 「黒漆塗午形兜」を被り馬奉行と話す (条件未達成) 馬奉行 「「黒漆塗午形兜」を被って見せてくれ。 ウルダハで「黒馬与力」の宣伝活動を成功させれば、 報酬として贈呈されるであろうよ。」 馬奉行 「ほう、「黒漆塗午形兜」を被っておるな! ウルダハで馬の「速さ」を広めたか! ううむ、あの難題をよくぞこなしてくれた。 砂礫の荒野を馬が駆ける光景は、 そう遠くない日に見られることであろう! ・・・・・・そなたが三国で宣伝に勤しんだこと、あいわかった。 余の配下からも、人々の馬への関心が高まっているという 吉報が寄せられている。 一方で、馬の導入に異を唱える声もあってな・・・・・・。 ふむ・・・・・・ここが戦の分水嶺であろう。 賛成の機運に乗って、反対派を攻め落とすぞ! 反対派の主格となっているのは、 このグリダニアでチョコボ留を預かる 「チョコボ運輸組合長」という者らしい。 そやつとて、市民たちが賛成する声を聞けば、 むやみに反対することはできまい・・・・・・。 市民の声を集めるのは、我々よりそなたが適任であろう。 午形兜を被り、馬の導入に賛成する声を集めてくれ。 それを「チョコボ運輸組合長」に突きつけようぞ!」 午形兜を被り新市街で馬について話す (条件未達成) ニコリオー 「アレかっこいいなぁ・・・・・・。 ほら、音楽堂にいる人たちが被ってるアレだよ!」 ニコリオー 「あっ! 馬! 知ってるぞ、それ馬っていうんだろ? かっこいいよなぁ・・・・・・! ウルダハからきた冒険者が話してたんだけど、 足もすっげー速いんだってさ。 いいなぁ、俺も馬にのってびゅんびゅん走りたいよ!」 午形兜を被り旧市街で馬について話す (条件未達成) メレヌ 「お前は例の「午形兜」を被らないのか? あれは何かに似ていると思ったのだが・・・・・・さて。」 メレヌ 「ほう、それは巷で話題になっている馬の兜か・・・・・・。 馬といえば、クルザスの奥地でよく似た獣を見たな。 確か・・・・・・ユニコーンだったか。 お目にかかったのは一度きりだが、あれは大層美しかった。 馬も美しいと聞くし、私は導入してもいいと思うがね。」 (条件未達成) セイングレド 「ああ、貴様は「午形兜」を被っていないのか。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・そうか、残念だ。」 セイングレド 「その兜・・・・・・最初はずいぶん珍妙な品だと思ったが、 こうも宣伝されていると見慣れてしまうな。 ・・・・・・うむ・・・・・・・・・・・・悪くない、と思う。 それに馬は力も強いと、風の噂に聞いている。 十分な検証は必要だろうが、うまく導入することで 戦術の幅を広げられるだろう。」 午形兜を被りチョコボ留のチョコボ運輸組合長と話す (条件未達成) チョコボ運輸組合長 「すみません、チョコボに御用ならお隣へお願いします。 はぁ・・・・・・「午形兜」を被った奴が来たら、 文句を言ってやるわ!」 チョコボ運輸組合長 「はぁ・・・・・・さっきから馬の問い合わせばっかり。 ここはチョコボ留だっていうのに! あら? 何かご用・・・・・・ って、あなたも馬頭の一味ですか!? ついに自ら私たちを邪魔しにきたんですね! えっ・・・・・・市民の意見を持ってきた? みんな馬の導入に賛成している・・・・・・? うぐぐっ、だけどそれは個人の感想にすぎません。 反対派を押し切ろうったって、そうはいかないんですから! エオルゼアの運輸は、チョコボと共に発展してきた・・・・・・ 長い歴史の中でつちかった、たくさんの経験があるんです。 馬の導入は、それを台無しにしかねません。 だから徹底抗戦です! 馬奉行が馬の良さをもって導入を推し進めるなら、 私はチョコボの良さをもって、彼女を退けてみせる・・・・・・! 名産地のクルザスから、チョコボを連れてきます。 馬奉行が唸るような・・・・・・最高にイイ子を! 彼女を連れて「ツリースピーク厩舎」に来てください。」 午形兜を被り馬奉行と話す (条件未達成) 馬奉行 「そなた、「午形兜」はどうした? 宣伝活動中は、決して脱いではならぬぞ!」 馬奉行 「チョコボ運輸組合長に市民の意見を伝えたか? 結果は聞くまでもあるまい、我々の圧勝であろう? ・・・・・・なんと! 結果を受け入れぬとは、強情な奴め。 しかも我々を侵略者のように言いおるとは! 何が「長い歴史でつちかった経験」かッ! やつらはチョコボでこの地の運輸業を牛耳り、 利益を独占したいだけであろう! 我々は、新たな選択肢をもたらしにきたのだ。 降神祭という節目を迎えた今こそ、 反対派をねじ伏せ、この地に馬のいななきを響かせん! 馬の心技体を体言せし冒険者よ、 「ツリースピーク厩舎」まで同行を頼む。 チョコボ運輸組合長の挑戦、受けて立とうぞ!」 午形兜を被りツリースピーク厩舎のチョコボ運輸組合長と話す (条件未達成) チョコボ運輸組合長 「あなた、さっきの馬頭ですね! これはチョコボと馬の最終戦なんだから、 あなたも「午形兜」を被ってください!」 馬奉行 「そなたがチョコボ運輸組合長か。 余は馬奉行、此度の件に決着をつけに参った。」 チョコボ運輸組合長 「ご足労いただき感謝します、馬奉行。 ・・・・・・ええ、ここできっちり決着をつけましょう。 間もなくこの厩舎に、最高のチョコボがきます。 その子を見れば、あなたもチョコボの素晴らしさを知る・・・・・・ エオルゼアには馬なんて不要だって、理解するはずよ。」 馬奉行 「何を申すかと思えば、理解とな・・・・・・。 利に執着するあまり、馬の美点から目を背け、 理解を拒んでいるのはそちらであろう。 冒険者の協力により、馬はこの地に浸透しつつある。 それこそ、最初に認めるべき事実ではないか?」 チョコボ運輸組合長 「あれは、あなたたちが変な格好で騒いだから 悪目立ちしただけでしょう!? っていうか何なんです、その恥ずかしい兜!」 馬奉行 「ぶ、ぶぶぶ、無礼者ッ! これは我が愛馬の首を模した、至高の逸品であるぞ! そなたの間抜けな仮面の方が恥ずかしいわ!」 チョコボ運輸組合長 「はぁーっ!? 馬よりチョコボの方が断然かわいいですー! そもそも馬なんて、ツノなしのユニコーンじゃないですか。 ツノなしー! ツノなしー!」 ???? 「そのケンカ、待てッ! 「最高にイイチョコボが見たい」との報を受け、 視察も兼ねて、チョコボを連れてきてみれば・・・・・・ 何やら穏やかではないな。」 チョコボ運輸組合長 「その鎧、さてはオルシュ・・・・・・いや、まさかね・・・・・・。 いったい何者なんです!? 私の要請を受けてきたなら、なぜ馬の兜を!?」 とてもイイ騎士 「ふふ・・・・・・名乗るほどの者ではない。 それと、この兜は道行く冒険者に譲ってもらったのだ。 何やら楽しそうだったのでつい、な! 「ひんがしの国」より来たりし者よ。 私はユニコーンの紋章を掲げる名家の生まれ・・・・・・ 種は違えど、貴殿が馬を推す気持ちはわかる。 馬といえば、あのしなやかな肉体・・・・・・ たくましき筋肉を膨らませ、力強く大地を蹴る姿は、 たまらなく・・・・・・イイ! だが同時に、我が故郷クルザスは、 優良なチョコボの名産地としても名を馳せている。 ・・・・・・いずれも甲乙つけがたい存在だ。」 馬奉行 「乱入してきたかと思えば、つまらぬことを・・・・・・。 それでは埒が明かぬのだ。 馬の方が優れていると証明せねば、小娘が引き下がらん!」 とてもイイ騎士 「それは不毛な争いと言えよう。 なぜなら、この場で最も優れているのは、 チョコボでも馬でもない・・・・・・。 そこの、我が盟友Nikuqなのだからなッ! ふふ・・・・・・その兜に刻まれた傷を見ればわかるぞ。 ずいぶん頑張って働いたのだな! 馬になりきって励む冒険者・・・・・・イイ! 疑うことなく命令を遂行する素直さに、 過酷な労働に耐えうる強靭な肉体・・・・・・。 これほどに注目すべき生き物は、ほかにはいまい! イイぞ・・・・・・! お前が馬だというならば、私は問おう。 美しき馬よ、我が愛馬となるつもりはないか!」 チョコボ運輸組合長 「あの、オルシュ・・・・・・いえ。 名もなきチョコボ騎士さん、 もうそのくらいにしておいてください・・・・・・。」 馬奉行 「う、うむ・・・・・・争った我々が悪かった。 場を改め、落ち着いて話し合いに臨むゆえ、 どうかそなたも冷静になって退いてほしい。」 とてもイイ騎士 「ふむ、まだチョコボを見せたりないが・・・・・・ 用が済んだのであれば、致し方あるまいな。 私は領地に戻るとしよう。 Nikuqよ。 またいつでも我がキャンプを訪れるといい。 お前の活躍について語らう日を、楽しみにしているぞ。 では、イイ季節のはじまりを!」 (メインクエストがクルザスまで進行していない場合) ???? 「「最高にイイチョコボが見たい」との報を受け、 視察も兼ねて、チョコボを連れてきてみれば・・・・・・ 何やら穏やかではないな。」 チョコボ運輸組合長 「その鎧、さてはオルシュ・・・・・・いや、まさかね・・・・・・。 いったい何者なんです!? 私の要請を受けてきたなら、なぜ馬の兜を!?」 とてもイイ騎士 「ふふ・・・・・・名乗るほどの者ではない。 それと、この兜は道行く冒険者に譲ってもらったのだ。 何やら楽しそうだったのでつい、な! 「ひんがしの国」より来たりし者よ。 私はユニコーンの紋章を掲げる名家の生まれ・・・・・・ 種は違えど、貴殿が馬を推す気持ちはわかる。 馬といえば、あのしなやかな肉体・・・・・・ たくましき筋肉を膨らませ、力強く大地を蹴る姿は、 たまらなく・・・・・・イイ! だが同時に、我が故郷クルザスは、 優良なチョコボの名産地としても名を馳せている。 ・・・・・・いずれも甲乙つけがたい存在だ。」 馬奉行 「乱入してきたかと思えば、つまらぬことを・・・・・・。 それでは埒が明かぬのだ。 馬の方が優れていると証明せねば、小娘が引き下がらん!」 とてもイイ騎士 「それは不毛な争いと言えよう。 なぜなら、この場で最も優れているのは、 チョコボでも馬でもない・・・・・・。 そこの、冒険者なのだからなッ! ふふ・・・・・・その兜に刻まれた傷を見ればわかるぞ。 ずいぶん頑張って働いたのだな! 馬になりきって励む冒険者・・・・・・イイ! 疑うことなく命令を遂行する素直さに、 過酷な労働に耐えうる強靭な肉体・・・・・・。 これほどに注目すべき生き物は、ほかにはいまい! イイぞ・・・・・・! お前が馬だというならば、私は問おう。 美しき馬よ、我が愛馬となるつもりはないか!」 チョコボ運輸組合長 「あの、オルシュ・・・・・・いえ。 名もなきチョコボ騎士さん、 もうそのくらいにしておいてください・・・・・・。」 馬奉行 「う、うむ・・・・・・争った我々が悪かった。 場を改め、落ち着いて話し合いに臨むゆえ、 どうかそなたも冷静になって退いてほしい。」 とてもイイ騎士 「ふむ、まだチョコボを見せたりないが・・・・・・ 用が済んだのであれば、致し方あるまいな。 私は領地に戻るとしよう。 冒険者よ・・・・・・お前のような見所ある者が 我がキャンプを訪れる日を、楽しみにしているぞ。 では、イイ季節のはじまりを!」 グリダニアの馬奉行と話す 馬奉行 「先ほどは見苦しい姿を見せてしまったな。 闖入者がなければ、どんな罵詈雑言を吐いていたやら・・・・・・。 エオルゼアのためを思って馬を勧めていたはずが、 いつのまにか、是が非でも導入せねばと躍起になっていた。 ・・・・・・これではどちらが利に執着しているかわからぬ。 改めてチョコボ運輸組合長と相談し、 互いを補う形で馬を導入できぬか、模索することとしよう。 幸い、そなたのおかげで民は馬に興味を持ってくれたのだ。 我々が互いに理解を深め、交流を続けていけば、 いつか必ず、この地に馬駆ける日が訪れるであろう! ・・・・・・そなたには本当に世話になった。 報酬に、我が国の降神祭で振る舞われる料理を贈ろう。 これも交流のひとつと思って受け取ってくれ。 そなたに訪れる新たな季節の巡りが、 幸の多きものであるよう、東方より祈っておるぞ!」